このコーナーは私がこれまで製作した作品を展示しております。

Panther TypeA
Itareri 1/35


イタレリのパンサーA型です。
私のAFVの原体験はタミヤ1/35のパンサー(リモコン)でした。
ですから、今でも一番好きな戦車はパンサーです。
それもA型なのですね(笑)。
今でこそタミヤはG型をリリースしてくれていますが、A型はなかなか出してくれません。
仕方がないのでエイヤッと作ったのがこのキットです。
伝統のイタレリ(イタラエレイ)ですが、「最近のキットは往年のものと比較すると少しばかり・・・」と言う声もあります。
しかし、このキットにおいてはそれ程悪くはありません。
ただ、ツェメリットコーティング表現のボディパーツが入っていたりして面白い一面もあります。
流石にキット純正の履帯はどうかと思い、タミヤの別売りを使用しました。
3色迷彩と言い、当時の私としては結構、力の入った一作です(笑)。








<製作について>

@パーツの合いはそんなに悪くありませんので組み立てはスムーズです。
Aコーティングは手抜きも可能となるようにパーツ化されたモノが入っていますが、今回はしっかりとタミヤパテ(ラッカー)を使って行いました。
本当は十字型タイプにしたかったのですが、スケールエフェクトと技量を考え、横線型にしました。
タミヤラッカーパテを均等に1ミリ厚で塗り、上から下へと一気に「タミヤコーティングへら」でかきます。
乾燥後、ニードルで横線を引いていきます。あまり横線がおかしく乱れないように!
B塗装は基本塗装は全てタミヤアクリルを吹いています。
C軽くハンカチにて研磨後、白、黄色(いずれもグンゼラッカー)の順にカウリングに吹きます。
ただし、ダークグリーンはそのまま塗ると暗めに仕上がる為、ディープグリーンを使用しています。
ドイツ戦車特有の繊細な3色迷彩になるように少しずつ慎重に進めます。勿論、フリーハンドです。
D塗装終了後、全体をタミヤエナメルにてウォッシングします。
E乾燥後、ドライブラシを行います。タミヤエナメルの「デッキタン」「フラットアース」を主に用います。
Fデカールを貼ります。馴染みにくい場所にはマークソフターも使います。
G排気管にはグンゼ水性の「サビ汚れカラー」を使用しました。
H乾燥後、グンゼのトップコートつや消しを吹きます。
Iロープが(確か)キットには入っていなかった為に、ジャンクボックスより調達しました。
P製作期間:約2ヶ月(1995年6月完成)
Q参考文献:パンター戦車写真集(戦車マガジン社)

(2001/06/18)
(2001/09/23・改)



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