このコーナーは私がこれまで製作した作品を展示しております。

Grumman F4F-4
"WILDCAT"
Hasegawa 1/72

ハセガワのワイルドキャットです。
この作品はきららさんのサイトで開催されている「真珠湾コンペ」用に製作しました。
1/72を選んだのは「たまにはいいかぁ・・・」と軽い気持ちでした(笑)。
しかし、その軽い気持ちとは裏腹に、その小ささ故に苦労しました。
何しろ、約20年ぶりの1/72だったのですから。
キット自体は小さいなりにポイントを押さえた、良く出来たキットです。
ただ、最近の他の1/72同様、店頭であまり見かけないのが残念です。










<製作について>


@私的には「ワイルドキャットは汚い!」と言うイメージがありますので、それに沿ったものにしました。
従って、褪色表現を機体全体に施しました。
A機体全体を数色の機体色で”勘”で吹いて行きます。何回か吹くうちにイイ感じになればしめたもの(笑)です。
尚、1/72のキットでは上下面色の塗り分け境界のボケ足具合が大変重要でしょう。
今回は、普通のPCC用紙を適宜使い、マスキングテープで多少浮かせてボケ足の短さを表現しました。
あ〜、面倒くさい!
B機体塗装後にデカールを貼ります。ただし、キット付属のデカールは古すぎて「バラバラ事件」に!
補修が大変でした。
Cデカール乾燥後、ラッカーのクリヤーを吹いてデカールを保護します。
D乾燥後、さらにクリヤーとフラットベースの混合液を吹き、ツヤを整えます。
Eシートには自家製のシートベルトを奢りました(笑)。
自家製シートベルトとは、取説の端っこを0.5ミリ幅に切り、グレーで塗装しただけのものです。
尚、コックピットは1/72らしく簡潔ですが、一切手を加えてはいません。
計器盤もデカール表現ですが、一応、コックピット内はスミ入れ&ドライブラシを行いました。
F機体のハゲチョロはエナメルにて行いました。
但し、実機はこのようにはなりません。
まぁ、模型的エフェクトとして施しました。
Gアンテナ線は”てぐす”です。

Hキャノピーはコンパウンドにて研磨します。窓枠の塗装にはマスキングテープを使用しました。
小さいので面倒です・・・。
Iそうそう、例の”ハンカチ磨き”は随時、行っていますので念の為。
J製作期間:約1週間(2001年10月完成)
K参考文献等:世界の傑作機&当サイト「資料室・ワイルドキャット」

(2001/10/31)



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