
このコーナーは私がこれまで製作した作品を展示しております。
doll house
Good American Toys(Imported kit)1/8
<製作記のコーナー>
1/8 ドールハウス製作記
皆さんは「ドールハウス」ってご存知でしょうか?
そう、木製の建築模型ですねぇ。
その中に家具とか小物とか入れて飾るものです。
住環境の許すアメリカ等で盛んな趣味です。
実は、ワタシはアメリカからのメールオーダー品のドールハウスを製作中なんです。
知り合いの方から依頼されたものです。
そのスケールはまたまた何と大きく1/8!
悪戦苦闘しながらも、この長い戦いはもうすぐ終わりそうです。
このページでは一人でも多くの皆さんが「ドールハウス」の素晴らしさをご理解して下さることを期待して、随時UPして参ります!
乞う、ご期待!!
<第1回>
「イメージ作り」
パーツと取説(もちろん英語表記・・・しかもおそろしくシンプル)を見ながら、完成後のイメージを作ってみます。
パーツは全て木製なので、結構重量があります。
大きさは、縦(60センチ)×横(100センチ)×高さ(100センチ)くらい・・・へぇー、大きい!
これじゃ、作る場所がない!
みなさん、もし、ドールハウスに興味をお持ちなら、このようなフルセットを最初に作ってはいけません。
ワンルームものとか、結構お手軽なヤツもあるんです。
あるいは1/12のものもありますよ。
そんなわけで、途方に暮れたワタシでアリマシタ。
コレがカタログ記載の完成品です。どうなることやら・・・。
(2000/11/08)
<第2回>
「苦難の道」
久しぶりの更新です。
まずは、材料を紐解き、パーツを確認してみました。
しかし、それが何が何だか分からない!
パーツは広げれば、6畳一部屋分くらいはゆうにありそう・・・。
ゴタゴタしてて収拾がつきません。
「こここ、これは飛行機モデルとは違うぞ!たたた、大変だ!」

パーツはどれも木の切れ端(失礼!)のようなものばかりで、整然と並んだ模型のパーツとは大違い。
まさに「原始的」という言葉がピッタシ!
おまけに、取り説が良く分からないのであります。

まぁ、あちら風に「おおらかな気持ち」で作りたいものなのですが、人種が違うって感じなんですね(^_^;)。
あまりにシンプルなのですよ!

取り説をめくってて、思ったのが「インチ表示」であることの大変さでした(筆者注:インチキ表示ではありませんよ)。
そうそう、アメリカでは速度は「マイル表示」、長さは「インチ・フィート表示」が主流なのです。
今更ながら、日米間の距離を痛感した私でありました!
帆船模型をお作りになった方なら、私のこの苦労が分かっていただけることでしょう。
要するに、とっても「ファジー(古い言葉!)」なんですね。
上記の柱にしても、長めのパーツがわんさか(多目に)入っており、必要な長さに一本一本加工しなければならない訳です。
ホント、実際の家作り(ただし、2×4かな)と同じなのです。
「え〜、この切り出してあるパーツ達を加工していかないといけないのぉ・・・!」
と、またまた途方に暮れた私でありました・・・・・。
(2000/11/30)
<第3回>
「やっとのことで」
またまた久し振りの更新です。
2世紀にもわたる壮大な製作になってしまいました。
何とか形になって来ました。
しかし、何しろ、1個1個のパーツが大きくい、そして重いのです。
ハッキリ言って力仕事ですな。
この状態で高さが約1メートル、幅60センチ、奥行き40センチあります。
まさに堂々の模型。
これぞ、本当の”ドールハウス”って感じです。
正面からの眺めです。
写真はスキャナから取りこんだのでイマイチですが、ご勘弁を!
(おかげでとても軽いと思うのですが・・・)
威風堂々の感じがお分かり頂けますでしょうか?
背面からの眺めです。
基本的には3個の箱をくっ付ける、と言う手法です。
しかし、これを作っていて感じるのは「木工ボンドは強力!」と言うことです。
ただし、乾燥すればの話ですが・・・。
ご覧になってお分かり頂ける通り、部屋が10部屋ある大変ゴージャズな家です。
こんな家なんて私達は夢のまた夢でしょうねぇ。
さて、次回はいよいよ「壁紙貼り」へ突入の予定です。
ほ〜ら、だんだん面白くなって来たでしょう(笑)。
(2001/01/21)
<第4回>
「威風堂々」
だんだん乗ってきました。
何しろモノが大きいだけに躊躇しておりました。
しかし、こうなれば一気に行きましょう!

あれれ!もう出来ちゃったの!?
そうなんです。
突貫工事によりほぼ完成しました。
あとは塗装するだけです。
もっとも大きいので塗装面積が広〜いですが・・・。
以前の原形と比べて頂ければそれらしくなったでしょうか。

踊り場付近です。
壁紙は各部屋それぞれ変えてあります。
この家は3階建てで階段が2つもあります。
う〜ん、階段を塗装するかどうかが問題だ・・・。

正面からの眺めです。
瓦は1枚1枚木工ボンドで接着します。
1度瓦パーツを使いきってしまってからその不足が判明し、取り寄せました。
余計に完成が遅れてしまいました。
依頼人さん、ごめんなさい。
まぁ、苦労がようやく報われた、と言う感じですね。
威風堂々のフルスケールのドールハウスです。
これぞ、趣味!って気がします。

正面左側の部屋はこうして開くことが出来ます。
また、窓は全て開閉します。
ただし、よろい戸は固定です。
あとは、これに塗装をして、最終チェックして依頼人にお渡しします。
フ〜、ようやくここまで来ました。
もう少しです!
次回は塗装編ですよ!
(2001/01/27)
<第5回>
「夢の途中」
いよいよ、塗装に入りました!
しかし、何分にもモノが大きいので大変です。
しかし、頑張って行きましょう。

一応、これが塗装作業2日目の状況です。
こんなに大きいのに全て「筆塗り」です!
それでも、各部分が大きいのでそんなに神経にならなくて済みます。
従って、ガンガン進みます。
一番最初に掲載しましたカタログの作例とは一味違った感じにしてみましたが、如何でしょうか?
あと、もう少しです!
シンナ−の臭いにまみれながらも次回のゴールを目指します!
(2001/02/08)
<第6回・完結編>
「歓喜!!」
この2週間はドールハウス製作にかかりっきりでした。
仕事そっちのけで出来る限り(笑)時間を割きました。
もっと早く、こんな気持ちになって作っていれば・・・。
ホント、「少年老い易く、学成り難し」ですね(関係ないって!)。
何はともあれ、1日に5〜6時間やりましたよ!
何せ筆塗りなので、筆ムラをなくすべく6層くらい塗りましたか・・・。
もう、こうなって来ると、定かではありません。
基本的な色は次の通りです。
壁:タン
屋根:レッドブラウン+レッド
窓枠:マホガニー
アクセント:ホワイト
アクセント(瓦):マホガニー
正面装飾:ゴールド
尚、カラーは全てグンゼのラッカーを使用しました。
使用した本数は40本以上(!)に上りました。
今は、ホッとすると同時に、「製作者だけが得られる(笑)達成感」にひたすら浸っております。
とにかく、ご覧下さい。
ジャジャ〜ン!

皆様、如何でしょうか?
結構、綺麗でしょ!
いや、「可愛い〜ッ!」と言う”黄色い声”が飛んで来そうです(^。^)。
まぁ、本当に長い製作でした(苦笑)。
これまで、本当に呆れる程の期間を何も言わずにひたすらお待ち頂いた依頼者のSさんに
この場を借りてお詫びとお礼を申し上げます。
「Sさん、本当にお待たせ致しました。本当に有難うございました。」
え、えっ、私に又製作を依頼したいですって・・・。
次回はこの半分くらいのヤツにして頂ければと・・・(笑)。
また、ドールハウス完成記念と致しまして、期間限定の展示室を開設致しました。
私の気まぐれで、いつ閉鎖するか分かりません!
是非、お早めにご覧下さい!
祝!ドールハウス完成記念
「感動の展示室」
入口はこのドアからお入り下さい!

もし、よろしければ皆様のご意見、ご感想をお寄せ頂ければ幸いです。
こちらへお願い致します。
−完−
(2001/02/18)
(2001/09/22・改)