このコーナーは私がこれまで製作した作品を展示しております。

Focke-Wulf Ta183A "Huckebein"
AMtech 1/48


最近、あのタミヤがオンラインで限定販売していたキットです。
これは米国「AMtech」社製で、金型は韓国「Pride」社製です。
前者はかの「AMT」社の傘下にあり、ハイグレードな製品を担当する所らしいですね。
後者は最近の米国メーカーの高品質の飛行機キットを一手に引き受けている所らしく、
以前はアキュレイトミニチュア社製の製品を生産していました。
2002年はドイツ機の当たり年となるらしいですが、その先陣を切ってこのキットを製作することとしました。
同時にネット上のコンテストである「徳島モデラーズクラブ」主催の「マイナーキットコンテスト」に応募するべく頑張りました!

















<製作について>


パーツ数は驚くほど少ないものの、パーツ1個1個はまずまずキレがあり制作意欲をそそります。
実機は実戦配置に間に合わなかった為、塗装やマーキングはあくまでも架空のものとなります。
そこあたりが製作者のセンスが問われる所ですね(笑)。
@実機はその大部分が木製である為、表現が比較的あっさりしている所があります。その部分を「いかにも木材」って感じに仕上るか、
とあれこれ考えました。主翼のあたりをご覧頂ければと・・・。
A塗装は全てラッカーで行い、例によって塗装の度にハンカチによる研磨を行います。
B塗装終了後、シルバリング防止とデカール保護の為にクリヤー吹きを行います。
C接合はおおむね良好ですが、機首インテイク部に少々段差が、キャノピー前部端に胴体との隙間が生じますので修整しましょう。
DキットにはタミヤFw190用のデカールが付属していますが、何故かこのキットでは糊が弱く、木工ボンドを薄めて塗りました。
E塗装は大戦最後期のグリーン系迷彩としました。なるべく明るめに仕上ようと思いましたが如何でしょうか?
F機体全体に多少の褪色表現を施しました。茶系、黒系、グレー系の3色を用意し、
部分部分でわざとらしくなり過ぎないように気をつけながら吹き付けて行きました。
Gファインモールド製シートベルトを奢りました。但し、取り付けは適当です(笑)。
Hキャノピーは磨いております。
I褪色表現後、エナメルでスミ入れを行い、表面をうっすら綿棒でこすります。
J多少”劇画タッチ”にしようと思い、機銃部分のすす汚れはオーバー気味に行っています(笑)。
K胴体部の国籍マークは付属デカールから切り出しました。また、デカールは可能な限りフチ切り処理をしています。
L製作期間:約3ヶ月(2002年2月完成)
M参考文献等:ミリタリーエアクラフト「ドイツジェット戦闘機」


(2002/03/01)




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