
このコーナーは私がこれまで製作した作品を展示しております。
Me262B"NJG11"
Hasegawa 1/72
ハセガワ1/72「Me262B」製作記
今回は、「ドイツ機コンテスト」用に製作する筈であったハセ/ドラのピンチヒッターとして急遽このキットを製作します。
少々、至らぬ点があろうかと思いますが、何卒、ご容赦を!
■その1■
コックピットの製作は割愛させて頂きました。
計器盤はデカール表現ですが、細かい所まで綺麗に印刷されたまずまずのモノでした。
また、ファインモールド製シートベルトを奢ります。
これを着けないと、やはり見栄えが、ねぇ(笑)。
(↓)とにもかくにもここまで組み上がりました。
ここで大変なことが!
右主翼付け根付近(写真手前側)に約0.5ミリの隙間が生じてしまいました!
タミヤのラッカーパテを爪楊枝でせっせと盛っているのがお分かり頂けますか?
(↓)ここで、もう一つ問題が!
主翼下部と胴体下部の接合部分に0.7ミリ程度の段差が生じます。
しかも胴体側が高い・・・ありゃ〜困った。
何も考えずに作った結果ですなぁ(悲)。
仕方がないのでひたすらここでもパテ盛り。
主脚収納部のやや後ろのパテ盛りの様子がお分かり頂けますか?
■その2■
(↓)パテの乾燥を待ちながらサフを適当に吹きます。
サフはグンゼの1000番です。
この写真でも主翼と胴体の接合部分の苦労が伺えますねぇ(苦笑)。
(↓)パテ部分を何回も何回もサンペがけにて修整し、再度サフを吹きます。
また、浅い筋彫りをなぞったりします。
尚、機首弾倉のパネルのヒンジ部分は間違っているので全部削り落とし、直線表現に改めます。
■その3■
(↓)いよいよ塗装に入ります。
まず、主翼のラトグリーンから吹きます。
吹いた後はハンカチがけも忘れずに!
(↓)胴体の塗装を行います。
ライトグリーン部分にマスキングし、ライトグレイを吹きます。
(↓)いよいよ、蛇行迷彩です。
主な蛇行柄は”ダークグリーン”で吹き、アクセントに”オリーブドラブ”を加えます。
感じとしては、蛇行柄の所々に乗せて行くと言うような風でしょうか。
エアブラシの圧を下げて比較的薄めの塗料で近くから辛抱強く吹いて行きます。
一通り吹いてから、「こんなものかな」と思うところで止めます。
ミスった所は、ライトグレイでタッチアップして修整します。
大切なことは吹きすぎないことです。
後はマスキングテープを取ります。
この後も勿論、ハンカチで磨きます。
これで上面塗装は完了です。
(↓)今度は下面塗装に入ります。
この機体は下面は一面ブラックです。
万一ミスしたら修復不可能なので、くれぐれも慎重にマスキングします。
そうそう、申し忘れましたが、この写真ではマスキングしていない主翼や尾翼も全てマスキングします。
(↓)脚収納部も前もってライトグレイで塗装しておき、マスキングしておきます。
塗装前の表面の平滑な様子がお分かり頂けますか?
(↓)これで、めでたく基本塗装が終了しました。
この時点で再度、ハンカチ磨きを行います。
また、デカールの密着性を高める為、クリヤーを2層程度吹きます。
テカテカしているのはその為です。
(↓)次にデカールを貼ります。
国籍マークはフチをカットします。
また、その他のデカールもなるべく余白をカットしましょう。
特に1/72ではこれを行うことにより、グッと見栄えが良くなります。
デカール乾燥後、クリヤーをオーバーコートし、ハンカチで磨きます。
時間をおいて、フラットベースを吹き、つやを整えます。
更に時間をおいて、タミヤエナメルにてスミ入れを行います。
スミ入れは「茶系」と「グレイ系」を下地塗装によって使い分けます。
また、はみ出たエナメル塗料は綿棒を使って軽くふき取り、ウェザリングとします。
■その4■
(↓)次に小物類の製作です。
キャノピーの塗装はいつやっても面倒ですね。
しかし、ここの仕上がりが完成度を大きく左右しますので、我慢のしどころです。
私はいつも、マスキングテープを貼り付けて、枠に沿ってカットすると言う、伝統的なやり方を守り続けております(笑)。
勿論、枠の下地塗装には”ブラックグレイ”を吹くことを忘れずに!
写真は”ブラックグレイ”の下塗りの上に”ライトグレイ”を吹いた状態です。
更にこの上にグリーン系の迷彩が入ります。
尚、根気が続かずに、キャノピー部分まで迷彩が入っていない作品をたまに見かけますが、頑張って最後までやり遂げましょう!
(↓)キャノピー後部のループアンテナは1/72のせいか厚ぼったいので内側から丸ヤスリで削ります。
このような細かい気配りが大切だと思います。
(↓)リヒテンシュタインレーダーの製作です。
キット付属のピアノ線は太すぎるので、0.1ミリ真鍮線に置き換えます。
尚、前と後ろの長さが若干異なるので細心の注意で切り出します。
ちなみに前11ミリ、後12ミリです。
接着は瞬間接着剤にて行います。
取り付け角度は上下”ハの字”型に向き合うように調整を行います。
この作業は面倒で、3時間ほどかかりました。
ピトー管も同様に真鍮線に置き換えます。
これで見栄えが全然、違って来ることでしょう。
■その5■
(↓)小物類も全て取り付けて、垂直尾翼にアンテナ線を張る突起を追加の上、”てぐす”にてアンテナ線を張ります。
そして・・・めでたく完成です!
いやぁ、こうしてみると1/72もいいですねぇ。
今回のキットの最大の難関はやはり「蛇行迷彩」でしょう。
この難題をいかにクリヤーするか・・・それは練習しかないと思います。
私もまだまだ満足している訳ではありませんし、もっともっと努力しなければいけないと痛感しております。
まぁ、いつかは今回放棄した1/48をを製作しなければいけないと思っておりますので、今回の経験は必ずや役に立つことでしょう。
これからも大好きなドイツ機を作り続けたいと思っております。
〜完〜
(2002/01/05)