このコーナーは私がこれまで製作した作品を展示しております。

Light Armoured Car M-8"Greyhound"
ITALERI 1/35


イタレリは私がまだ少年時代の頃、全盛期を迎えておりました。
そしてそのクオリティは当時の国産キットを遥かに凌駕し、作る者に限りない喜びを与えていたのです。
それから約30年・・・・同社は再びクオリティの高いキットを続々とリリースし始めました。
そのうちの一つがこのキットです。
M8と言えば、まず私の脳裏に思い浮かぶのはタミヤの初代キットです。
勿論、タミヤからは現在、素晴らしい2代目の傑作も発売されています。
しかしながら、私の記憶には初代の方が記憶に強く残っているのですね(笑)。
そうそう・・・モーターライズで人形1体付きの懐かしいモノです。
ご覧の方々の中にも「ああ、覚えているよ!」と仰る方もおいででしょう。
さて、そのようないろいろな思い入れがあるM8を製作しました。













<製作について>


このキットはとあるWEBコンペの為に製作しました。
タミヤの傑作もあるのですが、全盛時の繊細なモールドを想起させるこのキットも持っておりました。
今回は装甲車両の褪色表現を主眼としました。
(1)基本塗装はクレオスのラッカー(オリーブドラブ)にて行いました。
(2)同色に少量のダークイエローを混ぜた明度を上げたものを数種類、下地を残すようにして何度か吹いていきます。
(3)デカールを貼ります。シルバリングに十分注意します。
また、ボディ後部の円状の星マークは曲面に貼る為、一部手書きにてリタッチします。
(4)車体全体にタミヤエナメルの黒を薄めたものでウォッシングします。
(5)タミヤエナメルのデッキタンにてドライブラシを行います。
(6)アクセントとしてサビの表現をタミヤエナメルのオレンジにて筆で軽く行います。
(7)全体にタミヤアクリルのフラットベースを軽く吹き、ツヤを整えます。
尚、キット付属のアクセサリー(バッグ等)は全て用いましたが、紐等のディティールアップは行っていません。
ボディ両側のアンテナは真鍮線です。

制作期間:約1週間
参考文献:特に無し


(2003/03/21)



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