このコーナーは私がこれまで製作した作品を展示しております。

Focke-Wulf Fw190D-9" Dora"
Tamiya 1/48


タミヤの「ドーラ」です。
ドイツ機の華と言えばメッサーかフォッケでしょう。
昔から両者のキットは大変多く、その意味では最もキット化しにくいものの一つかも知れません。
そこに勇気を持って割って入ったのがタミヤでした。
以前の1/48とは異なり、同社らしい適度なディフォルメ、立体的な表現、抑えたパーツ構成とたちまち絶賛の嵐を巻き起こしました。
このキットはタミヤの空モデルにおける一つの頂点と言えるでしょう。
ただ、このキットを製作した頃の私はまだ出戻ったばかりで、その仕上げは多分に”AFV的”です。
今となっては非常にお恥ずかしい限りです(汗)。
しかし、当時は一生懸命作ったモノなのでいい思い出としましてここに公開させて頂きます。








<製作について>

@コックピットの表現はいつもながら「流石タミヤ!」と唸らせるものがあります。指定通りに塗装してスミ入れ、ドライブラシでOKです。
A組み立て上の注意は(資料に特に拘らなければ・笑)特にありませんのでサクサク進みます。
B機体が組み終わったら、グンゼのサーフェイサーを吹きます。
Cこの当時は現在ほどプロセスが確立していませんでした。従って磨きは行っておりません。
D機体色を吹きます。グンゼラッカーにて吹きますが、モットリンクも慎重に。
E胴体の帯もデカールは馴染みにくいのでグンゼラッカーにて吹きます。
Fデカールを貼ります。筋彫りに入り込ませる為にマークソフターも使います。
G当時はデカール保護やシルバリング防止も行っていません。
Hタミヤエナメルにてスミ入れを行います。
I仕上げにグンゼのトップコートつや消し(!)を吹きます。あらら、少々”鮫肌”になっちゃいましたよ!!
J機首及び主翼の機銃は銃口を開口しました。
Kピトー管及び機銃は全てキット純正です。
Lシートにはマスキングテープ自家製のベルトを追加しました。
Lキャノピーは研磨しておりません。窓枠の塗装にはマスキングテープを使用しました。

M製作期間:約1ヶ月(1995年12月完成)
N参考文献:モデルアート

(2001/06/18)
(2001/09/23・改)



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